春のG1シーズンを狙う大物たちは

時期的なものもあるのだが、過去の勝ち馬を見ても超のつく大物はあまりいない。春のG�シーズンを狙う大物たちは、既に賞金的にも余裕がある場合が多いので、厳寒期に始動する必要がないからだ。しかし、大物不在のため、賞金を加算したい馬たちにとっては、狙い目のレースの一つだ。また、賞金を持っていても、G�では足りない馬たちは、このような低レベルレースに勝負をかけてくる。その裏には、当然、各陣営の駆け引きが行われるわけだが、今年の当レースでもそういった話を入手した。現在、詳細について入念に調査中だが、あとは裏さえ取れば、当レースを読み切ることができるところまで来ているため、週中、その裏付け取材に奔走する所存だ。その真相については週末の予想までお待ちいただくとして、ここではひとまず、有力馬の現状をお伝えしよう。

まずマイルCS2着のダノンヨーヨーから。
「G�2着やったし、当然、狙うは安田記念かと思いきや、案外早い始動と思われてるみたいやけど、まあどこも悪いところもないし、マイルCSの疲れもすぐに取れたいうこともあって、得意の東京コースのこのレースから行こうかということになったんや。まあ東京は2回しか走ったことないんやけど、3着と昨年秋の富士S1着と2戦してこの成績やからね。新潟でも勝ったことあるし、使っている回数は少ないんやけど、左回りの方がスムーズに走れているんや。明けて5歳になったけど、まだ12戦しかしていないように、ともかく若い頃は弱くて、デビューかて新馬戦がなくなってからの3歳の4月やからね。3歳も3回しか使えないで、弱いところが出て休んだりもしていたけど、大事にしてきた甲斐があって、昨年は富士Sまで4連勝やからね。しかも富士S後も、思ったより反動がなくて、マイルCSも使えたし、2着になったいうのも大収穫やったわ。そやから今年は、寒い時期から始動させても大丈夫やと思ったし、何しろ、今充実しているから、ホンマ、元気一杯やからね。こういう時期に無理に休ませていてももったいないし、せっかく得意コースの得意距離の重賞があるんやから、使わない手はないいうことで、始動レースに選んだんや。当然、順調に攻め馬を積んでいるし、1週前には坂路で50秒4、しまいが12.6が出ているからねえ。かなり仕上がってきていると思ってもらってええで。さほど強敵がいないレースやし、ここらで勝てないようなら、安田記念どころではないからね。ここはキッチリ勝ちたいと思っているんや」と関係者の一人はかなり強気だ。

続いては京都金杯を逃げ切って、待望の重賞初制覇を成し遂げたシルポート。
「ここに来ての充実振りは目を見張るものがある。昨年秋は、毎日王冠や天皇賞など、レベルの高いレースも経験した上に、ずっと使い詰めなのに、暮れのファイナルS、京都金杯と2連勝やからね。1週前追い切りでも坂路で好時計をマークして、相変わらず元気なところを見せている。東京も2勝しているように、得意にしているし、単騎で自分のレースができれば、当然、3連勝も夢じゃないと思っているけどね」と陣営は自信をのぞかせるが「ここ2戦、マイル戦で連勝しているけど、本当に得意な距離は1800m。過去に東京で2勝しているいうても、1800mと1400mという距離やからね。東京のマイルいうのは、コース形態やペースからいうても、ホンマ、きついレースになるから、ちょっと厳しいレースになるんやないかなと言うてる関係者もいるんやで」と、情報通の某記者は不安要素を漏らした。

最後に昨年の安田記念の勝ち馬・ショウワモダン。
「うーん、やはり昨年の春がこの馬にとってのピークだったのかなあ・・・。昨年秋は、春の調子に戻ることはなかったもんなあ。マイルCS後、一旦休ませたけど、もう少し休養させてもいいんじゃないかなという意見も実はあったんだ。だってこの馬も7歳でしょ?完全にオーバーホールさせてやってもいいような気もするんだけどね。馬も以前よりボケた感じもするし、稽古での動きも、やっぱりまだまだだし、体にも余裕があるしねえ。あとひと追いでどこまで変わるかだね」と関係者の一人は弱気。また「あの厩舎は数を使ってくるけど、この馬も例外なく、使い詰めで来ているからね。昨年の春はG�(安田記念)まで勝ったんだから、さすがに疲れが出たんだよ。夏場休ませたと言っても、去年の夏はどこもかしこも暑かったし、かえってグッタリしていたくらいだと思うよ。なのに、秋も結果が出ないのに、これでもかこれでもかと使われて、それでまた少し休んで、すぐにここだろ?可哀想な気がするね」と事情に詳しい某関係者も口にしている。この後、復活することがないのかどうか、それらも含めて、さらに取材を進める。

上記以外の出走予定各馬についても、詳細情報を集めている最中だ。それらも含めて、この週中、さらなる情報収集、調査など活動にいそしむ所存だ。

URL :
TRACKBACK URL :

*
*
* (公開されません)